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この時期になると大相撲の九州場所が始まり、スポーツ中継で勝ったの負けたのと。
ある力士が逝去して、会場である福岡国際センターが登場した
つくづく建築する人は、舞台を提供する仕事だなと思う。
若かりし頃、この建物の設計、デザインを担当して、終わった頃には、
事務所を辞してて、新天地へと巣立って福岡のこの建物訪れたのは20年たってから。
福岡は早朝便、深夜便でと通い、8歳上の部長がいたけど
一人だけでスケッチ描いて、提示された原案だとモニュメンタル性がない。
「単形の建築は傑作」と書物読んで、大ナタふるって整理してと。
ガラスと大屋根の建物は、台北で25年後。今、みると感覚は変わらないのだなと。
建物は出来上がると独り歩き始めて、自分より永らえていくのかなとも思う。