欧州徒然 半世紀前の建物スケッチ
大学を卒業して一年働き、誘われて欧州一月半
その間 旧職扱い。オイルショックで就職先は
ほぼ門戸閉ざしたまま。
伝手のないままに図面抱えて事務所廻り。
まだ残っていた事務所で、今から思うと随分と
厚遇してくれたなと思う。
欧州建築見学で描いたスケッチ
ほぼロットリング
スペインのバルセロナ ほぼガウディの作品が
点在している あの頃は白黒の紹介写真が多く
実作はカラフルでチャーミングだった
サクラダファミリア 当時は建設現場そのもの
鐘楼にあがる階段が螺旋形アンモナイトの様な
スペインのランチは町食堂でもワイン、デザー
ト付で食べてた思い出がある
王宮の食卓の隣には血なまぐさい戦争勝利の絵
があり、極東の農耕民族の末裔とは血の濃さの
違いを感じたが、70歳超えて肉好きになってい
る自分。
ガウディは、サクラダファミリア 建設途上に
教会のミサの帰り路面電車に轢かれ 信仰に捧
げた一生をひそかに閉じてしまった