monk architect blog

漂流冒険家の末裔 波乱万丈

11月28日 立川飛行機の一式双発高等練習機展示場 行ってきました。最終日か長蛇の列。一時間待ち。立飛の人々の誘導は良かったですね。
昭和12年 双発の練習機で開発 1300有余生産。敗戦と共に全て廃棄。18年 秋田から八戸へ4人の少年航空兵の操縦。 エンジン故障で十和田湖に不時着。たまたま漁に出ていた漁船に1人は助けられたが3人は機と共に湖底へと。
十和田湖、水深の深さと広さで引揚は無理と。たまたま東大の委託で測量会社が発見。偶然にも少しずれた為に最深部は300m。機は50m。東日本大震災後の3月19日に引揚げ開始するも困難さで22日に断念。図面が偶然発見されて強度保てる部分にとエアワイヤーかけて平成24年9月に引揚げ。なにか涙が出てきました。帰ってきたかっだったろうと。
湖底から引き上げられたこの機が、唯一、現存する機体だと。
私の上司が士官学校 少年飛行隊 爆撃機操縦して被弾して隣の同僚が亡くなっても、そのまま飛行を継続せざるを得ない。あの悲惨な事は繰り返してはいけない。
最後は、お母さんと言って亡くなっていったと。
 

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